资源描述
日本工業規格
JIS
M7606
鉱山用熱式風速計(携帯形
Thermal anemometer for mines-portable type
適用範囲この規格は,鉱山などにおいて使用する携帯形の熱式風速計(以下,風速計という。)に
て規定する。
情考1.この規格の引用規格を,次に示す。
JSC0901炭鉱用電気機器の防爆構造
JIS78703試験場所の標準状態
2.この規格の中でて}を付けて示してある単位及び数値は,従来単位によるものであって,
参考値である。
2.用語の定義この規格で用いる主な用語の定義は,次のとおりとする。
(1)風速空気の流れの単位時間当たりの直線的移動距離の大きさ。
(2)風洞装置風速を校正するのに十分な性能をもつ送風設備。
(3)れい()風速風速が零のときの指示計器の指示値
(4)応答風速又は気流温度をある状態から他の状態へ瞬間的に変化させた場合,指示がその状態へ移行
する時間的変化のありさま
3.性能風速計の性能は,次の各項の条件を満足しなければならない。ただし,方向性をもつものにつ
いては,風向マークを風の流れの上流方向に向けて測定する。零風速調整機能のあるものは,その調整を
行った後に測定するものとする。
(1)指示精度5,4(1)に規定する試験を行ったとき。指示精度は最大値の10%以内とすること。
(2)安定度5.42)に規定する試験を行ったとき,指示精度は(1)に適合すること。
(3)傾斜性5.4(3)に規定する試験を行ったとき,指示の移動は日盛の長さの2%以内とする。
(4)耐行性5.4(4)に規定する試験を行ったとき。指示精度は(1)に適合すること
(5)温度変化による性能5.4(5)に規定する試験を行ったとき。指示精度は(1)に適合すること。
(6)応答性5.46)に規定する試験を行ったとき,応答時間(90%応答)は次の条件を満足すること。
(a)5.46)(a)に規定する試験を行ったときの応答時間は,10秒以内とする。
(b)5.46)b)に規定する試験を行ったときの応答時間は,60秒以内とする。
(7)可燃性ガス度変化による性能5,4(7のに規定する試験を行ったとき,指示精度は可燃性ガス濃度0%
のときの指示値に対して,最大指示値の土1%とする。
4.造
M7606-1994
4.1一般構造風逑計は,検出部と計器本体からなり。検出素子としては,抵抗体又は熱電対などの熱
によって電気的特性の変わるものを用い,この素子を直接又は間接的に加熱して気流中に置いたとき,気
流による冷却作用で生じるその変化を電気的に検出して,風速を測る構造とする。
また,風速計は,電源として電池(充電式電池を含む。)を用いるものを原則とし,次の条件を満足しな
ければならない。
(1)風速計は,できるだけ軽量?小形?携帯に便利で,取扱い及び整備が容易であること。
(2)各部の構造は,十分な強度及び耐久カをもつこと。
(3)各部は,その目的に応じて円滑,かつ,正確に作動し容易に狂いが生じないこと。
4.2各部の構造
4.2.1検出部風述計の検出部は,次の各項の条件を満足しなければならない。
(I)形状は,なるべく小形であって,片手で操作できるような軽量のものであること
(2)任意の場所の測定に便利な長さをもつコードによって,計器本体と連結されていること。直結式のも
のにあっては,本体の形状が風速の測定に影響を与えないような方法で結合されていること。
(3)検出部は容易に破損しない構造ヌは検出素子を保護するのに十分な構造の覆いをもつこと。
(4)規定電流調整及び荇風逮調整を必要とするものにあっては,検出素子に風が当たらないような構造又
はキャップを備えること。
(5)検出素子は経年変化しにくい材料を用いること。
(6)方向性のあるものは,風向マークを付けること。
4.2,2計器本体計器本体は,次の条件を満足しなければならない。
()計器本体は,原則として指示計器及び電源を収蔵したものであること。
(2)指示計器は,運動活,制動作用良好で位を容易に調整できること。
(3)電源は,原則として電池(充電式電池を含む。)とし,連続5時問以上使用できること
(4)測風操作において,規定電流調整と零風速調整を必要とするものにあっては,確実、かつ,円滑に操
作ができること。
(5)表面処理は,仕上げが良好で,容易に色あせヌははく(剥)離することがなく,金属材料は耐食性材
料を用いるか,十分なさび止め処理をしてあること。
4.2.3防造風速計は,可燃性ガスヌは炭じんの爆発のおそれがある坑内において使用する場合は
JISC0901に規定する本質安全防爆構造でなければならない。
5.試験
5.1試険条件試験は,JIS78703に規定する20℃5級の温度及び常温で行う。
5.2風洞装試験は,試験時間内において試験箇所の風速分布が測定範囲内において土1%,温度分布
が士0.5℃で,かつ,風速の変動がェ0.5%,温度の変動が0.5℃で,その温度を少なくとも風速計の使用
温度範囲の80%以上変化させることができ,供試体の影響を受けない風洞装置を用いる。
53風速の基準値標準ビトー管と,最小指示値が980mPa{0.1mmHO以下で測定に十分な性能の差圧
計を用いて求めた値とする。ただし,風速5m/s以下の差圧計では測定困難な低風速範囲では,相関法又は
これと同等以上の精度がある方法によって求めた値とする。
5.4試験方法
(1)指示精度試験風速計検出部を,20土5℃の温度及び使用温度範囲の20%以下と,80%以上の気流の温
度で,最大指示値内の4点以上(アナログ式指示計の場合には,目盛範囲中の最大値と最小値を含む
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